デフォルトで用意された以外のスタイルファイル(.sty)やクラスファイル(.cls)などは,使用する.texファイルのカレントディレクトリに置けば読み込めます.
しかし新しい文書を作成するたびに,いちいち新しいディレクトリに持ってくるのは面倒なものです.
そこで,“ここに入れておけば大丈夫!”という場所を用意します.
やること
- ターミナルを操作して
- 保存したスタイルファイル(.sty)やクラスファイル(.cls)を
- 置く場所を新規作成する
ターミナルの操作
ターミナルを起動する
Finder→アプリケーション→ユーティリティ→ターミナル
または、
Launchpad(→その他)→ターミナル
で,起動します.
mkdirで新規ディレクトリを作成する
ターミナルで,以下のように入力します.
(ユーザー名)のところを,自分のユーザー名に書き換えてください.
例えば,mkdir -p -v /Users/hoge/Library/texmf/tex/latex のように.
mkdir -p -v /Users/(ユーザー名)/Library/texmf/tex/latex
これで“/Users/(ユーザー名)/Library/texmf/tex/”に,latexというディレクトリを作れました.
ここに,保存したスタイルファイル(.sty)を置きます.
ディレクトリ“latex”に移動
今作成した,latexという名前のディレクトリに移動します.
ターミナルで,
cd /
と入力すれば,最下層に移動できます.その後,
open Users/(ユーザー名)/Library/texmf/tex/latex
を入力すると,Finderでlatexを開けます.
スタイルファイル(.sty)を置く
Finderで開いている“latex”内に,保存したいスタイルファイル(.sty)を置きます.
(“mv [ファイル名] [行き先]” でも良いかも)
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